釜山の世界選手権代表メンバーから外れた林高遠

外れたからには何かしら理由があるのですが・・・

例えば公に言われるのは
・メンタルが弱い
・17歳サウスポー王楚欽との比較

この2点が多いのかなと思います。

で、ここから私なりの考察になるのですが林高遠は世界チャンピオンからほかの中国選手に比べて遠い位置にいるように感じてます。

その理由は「入らなそうで、実際まあまあ入らない」



特に競り合っているときや相手から追い上げられているとき、状況的に負けちゃいけないとき(中国選手だから他国に負けちゃいけないってのは常にあるでしょうけど)

特にバックのミスが多くなります。

で、なんでミスが多くなるのか?

ミスの原因自体は複合的なものなので原因を「コレ!」と決めつけることはできません(なんなら世界のトップで戦っているので私に見えないことがたくさんあるでしょうし)

ただ、ほかのトップ選手と比べて明らかに違うなという点が私の視点でお伝えしたいと思います。


それは

「肩に力が入って、ラケットが上から出すぎる」

馬龍や樊振東、ティモボルなどバックが上手い選手はラケットが下から出てくるんですよね。

もちろんトッププレーヤーの感覚的に「上から出している」というのは私も何度も聞いたことがありますし、私も強打に行くときはやはり上、もしくは平行スイングという感覚でスイングしています。



やっぱり見るとラケットは全員下から出てるんですよね(笑)

ただ、林高遠は明らかに上、もしくは横から出ているのでポイントがズレたり力んだりしてしまったときに入る確率が大幅に下がる。

近年、中国選手で左シェークのプレーヤーで世界選手権やオリンピックでチャンピオンになった選手の記憶がありません。

周雨、陳玘、郝帥・・・

ダブルスは上手いとか一発の威力がヤバい。そんなイメージはありますが。

もしかしたら中国卓球は左利きの育成がそこまで得意じゃないのかもしれません。

この考察が今後どうなるのか、ちょっと期待ですね(笑)