コメントをいただきました。
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こんにちは。毎回ブログを楽しみにしています。
自分は中学生の時に打っていた田舎の大学生で、大学に卓球部が無く、周りにも打てる人がほとんどいないため、週に一度、地元の老人会に混ぜて打たせていただいた中、奮起して都会の方のクラブへ行きました。
ですが、勿論、現代の高速化や多彩なサーブにまったく歯が立たず、苦しみました。
また、そのクラブも週に一、二度しか通えない状況で、これから強くなれるのか?と思っています。
その分、筋力トレーニングや走り込みなどをしてフィジカルを鍛え始めたのですが、これらも意味があるのか?と首をひねっています。
一応、クラブの目的が大会出場で、このままでは到底無理だとますますネガティブ思考に陥ってしまいます。
長々と綴ってしまい、申し訳ありません。
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コメントありがとうございます。

私のアドバイスは
①何を強化するのか(付け足す)思考から何をやらないのか(引いていく)思考に変える
②日常生活の変化
になります。

もちろん前提として目的に応じたラインというのを正確に把握することが大事です。

私もほぼ毎日練習を4時間~6時間行う学生時代→やったとしても最大2時間の日本リーグ時代に直面したことです。
周囲の先輩方もそうなんですが「自分のプレーで一番大事なこと」「試合でたくさん使うこと」ばかり練習してました。これは人それぞれ変わってくるので、質問者さんの卓球を見たことがないので具体的なアドバイスは難しいです。

ちなみに私の場合はラリー自体、ドライブやフットワークの質自体は他の日本リーガーに比べてかなり劣る選手だったので、「とにかくラリーの入り方」ですね。サーブレシーブ3球目4球目の練習をとにかく意識していました。
ラリーの入り方が上手くいかず、劣勢からフットワークやドライブで盛り返すといった能力はないと判断したからです。

出来ないからやる。なのか

出来ないからやらない。なのか

卓球の場合はやらないで済むってのがあるんですよね。

もちろん、それだけでは本当のトッププレーヤーにはなれないんですけどね。



中学スタートで言えば、こんな感じです。

ちゃんとした両ハンドとかフットワークを捨ててます。


次に日常生活についてです

私も引退して早8年が経過しようとしています。

最初の5年は仕事でまず結果を出すということにフォーカスして、個人的な試合にはほとんど出ていませんでした。

そんな中、「ペンでも出来る」というのを見せてほしいというコメントも多数あったので30代になり仕事でも結果がついてきたことから30代のペンドラが一般のガチ4大大会に挑戦し、何か1つでも全国大会に出るということを追加の目標としてやってきました。

結婚し、子供も小さいこともあり「練習量を増やす」ことより(家庭は壊したくないんでね)

「用具の見直し」「身体能力のカバー」というものに取り組みました。
(自分の能力低下に合わせたスペックダウン用具を使用する、卓球が上手くなる装備品の発掘や身体操法の勉強)

結果として32歳で全日本社会人千葉県予選で優勝

33歳で東京選手権でシングルダブルス両方通過

毎回勝つことは難しいですが、目標を達成することができました。





この記事が何かの参考になれば幸いです。