世界卓球2019のメダル決定戦で激突した

王曼昱VS孫穎莎

日本のみう・みま・ひなと同世代です。

ちなみに

丁寧・劉詩雯が福原愛さんと同世代

陳夢・朱雨玲が石川佳純選手と同世代

ですね。



ざっくり

王曼昱はバック主戦

孫穎莎はフォア主戦


こういう場合はバック主戦側はフォア主戦の足を止めたり、速い打点で詰め切れれば勝利がかなり近くなり、フォア主戦側は少し下がっての打ち合いに持って行けたり、質の高い球を打って相手に一回でも止めさせることが出来れば勝利が近くなります。

さらっと書きましたが、大体こういった構図通りになって

王曼昱が詰めて、孫穎莎のフォアが卓球台のサイドに大きく切れる場面

また孫穎莎のフォアでぶち抜く場面が多くみられました。


本当にギリギリの勝負でしたが、王曼昱のほうにツキが多少あったかもしれません。


3セット目の長いデュースでのエッヂ、6セット目の挽回。

もちろんレベルがほぼ同じの中で試合をしているので、片方が連続得点すればもう片方もする可能性があるので、想定内と言えば想定内かもしれません。


ちなみに伊藤美誠選手VS王曼昱



伊藤選手が表ソフトということでバックでのカウンターが難しいからか序盤からフォアハンドで攻めていく王曼昱。

こうなると伊藤選手の長所と王曼昱の短所?で勝負することになり、王曼昱の良いプレーというのはあまり見ることができなかったように思えます。


プレーのクオリティを見ると、やはり丁寧・劉詩雯・陳夢・朱雨玲がまだまだ格上のように思いますので、今回の中国若手2人にとって個人戦出場はチャンスで、しかもしっかり結果を出してきてるので首脳陣としてはプラス材料もありつつ、誰を使うか悩ましくもありますね。


自分的にはこのままいけば東京五輪には丁寧・劉詩雯・陳夢

そこから世代交代って感じになるかと予想します。