カタールOP準決勝

マティアス・ファルクVS林高遠



ファルクは張本選手を準々決勝で破っての進出。

スコア的にも見栄え的にも戦術的にも見ごたえ充分となったこの試合。

序盤、ファルクの表ソフトを嫌がってなのか、普通にバック側とフォア前にボールを集める林高遠。
ファルクのバックは鉄壁だし、台上処理は表ソフトの強い部分なのでゲームを先行されます。

中盤からサーブをサイドに切って出して、表ソフトで持ち上げたボールをカウンターする展開を混ぜてきた林高遠。ゲームをイーブンに戻します。

後半はファルクがサイドに切って出されるサーブをストレートにループして林高遠の読みを外したり、林高遠がミドルにロングサーブ出したりと、いかに相手の良いところを出させないか、相手の読み通りのことをしないかといった試合展開になったと思います。

ファルクも強いし、林高遠もガッツを出してメンタルが弱いみたいな部分を脱しようとしているのが見えた試合でしたね。


最後に表ソフトについてですが、両ハンド速攻が増えてきたのでそのボールをタイミングで打つ表ソフトには追い風な気がします。ボールの影響もあり、スマッシュやミートも入りやすいですし。

ちょっと昔はやや後ろから弧線の高いボールを連続で打つ選手が多かったので、ボールが深くなりがちで前陣に張り付ける場面がどうしても減ったりとかしてたし、表ソフトをそこまで苦にする選手が少なかったように思います。

あとはカットマンもですね。下回転をしっかりフォアハンドでドカンと打つ世代じゃなくなってるので、守備できるボールが増えてるんじゃないかなーと。まあ回転量がやや減ってるので、どっちもどっちですが。

4月23日からブダペストで世界選手権ですが、ほかの国も強力な選手がそろっています。

この中で表彰台というのもかなーり厳しいですが、張本選手に勝つポテンシャルがあるので組み合わせ次第ではファルク、表彰台あるかもですね。