両方とも強かったですねぇ。

特に水谷選手は強さとうまさが融合したプレーで圧巻の優勝でございました。(いや、伊藤選手もですけど)


やはり、水谷選手は

●ブロックが上手い
●フォアハンドの打球ポイントがかなり広い
●台上のナックルでの押し込みなど、見えない技術が上手い

総合的な能力の高さが見受けられるわけですけども、今回はこの3点(2つの動画しか見てませんが)

その中でも私は特に

フォアハンドの打球ポイントの広さ、台上でのナックルフリックの2点が目につきました。

【フォアハンドの打球ポイントの広さ】
要はどの打点でも振れるので、守備と攻撃を兼ね備えています。高い打点からの倒れこみシュートドライブだったり、カウンターだったり。または大きく飛びついて打点を落としてからのカーブドライブだったり、回り込んでストレートに引っ張って打ったり。

「どの打球ポイントからどこに打ってくるかわからない」ので対戦相手は「うぉ」って感じで見逃したりノータッチをくらう場面が多くあったように思います。(特に上田選手戦)

【台上の多彩さ、ナックルフリックなど】
これは大島選手戦で多く見受けられたシーンで。ストップの競り合いから素直に両サイドに行かずにミドルへのナックルフリックで相手のミスを誘ったり、その効果で両サイドの切れのある両ハンドの強さを少し遅らせたりなどといったシーンです。

台上のバックドライブも素直にクロスに強い球を打つわけではなく、少しタイミングを遅らせて大島選手のバック(ストレート)に60%くらいのバックドライブを送るシーンが何度もありました。
これを見て、「相手のいないところ、待っていないところ」にボールを送るというのはやはり非常に有効、特にトッププレーヤー同士の試合ともなると「待っているところに100%のボールを送るのではなく、待ってないところに60%のボールを送る」ほうが有効打であることが分かる試合だったと思います。

何やら水谷選手は来年の全日本には出ないと言っているみたいですが、どうなんでしょうね?

兎にも角にも、水谷選手のV10、伊藤選手の2年連続3冠王というのは凄まじい偉業であり

平成最後の全日本選手権にふさわしいドラマがたくさんあったと思います。

関係者、出場者の皆さんお疲れさまでした!