体重移動と重心移動の記事にたくさんのコメントをいただきました。
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    • 動画を最後まで見ておっしゃることはなんとなく分かりましたが、「でも体重と重心って結局どう違うの?一緒では?」となりましたし、そういう方が他にもいらっしゃるのではないかと思います。
      そもそも体重とは「質量」で重心とは「位置」であり単位が違うのでそのままでは比べられないものですし、体重を移動という位置の物差しで測ろうとすれば重心を計測するのが最も一般的であるため、純粋に言葉だけ捉えると体重移動と重心移動は同じになるはずです。

      そこで卓球においては明確に異なる"体重移動"と"重心移動"を自分なりに解釈してみたところ
      ・"体重移動"は右足100左足0→右足0左足100で、重心が大きく動く
      ・"重心移動"は右足60左足40→右足40左足60で、重心は少ししか動かない
      のように感じました。

      これと「中心があってそれが回転するような・・・」というやっすんさんの補足を合わせると、
      ・"体重移動"は「体の軸が動いてしまう」
      ・"重心移動"は「体の軸は動かさない(+その周りで体重≒重心が動く)」
      と簡略化できると考えました。
      いかがでしょうか。
    • めっちゃ体重移動してました!
      むしろ体重移動によって、ドライブは安定すると信じてやってきました(笑)
      「もどれない」「威力が出ない」の原因は何なのか考えていたところなので、さっそく実践してみようと思います。
    • 実際に手取り足取り教えて「体感」させる分には良いと思いますが、動画のような外見や表面でしか伝えられない場合には、今回のような差異の少ない卓球の動作だけで説明させるのは難しかったように見て取れました。

      卓球動作という余計な部分を一旦取り除いて、歩行動作のところから、1から説明して、卓球動作に適応させるという段階を踏むほうが、重心移動の感覚を持ち合わせていない人にとって易しいものになったと思います。
      (ウケは悪くなるでしょうが。。。)
    • いつも興味深い動画ありがとうございます。
      すみません。ちょっとわからないところがありました。
      2分08秒あたりからXiaさんが説明している重心移動のイメージは「体の向きを変えること」ということでしょうか。今回の要点として例えば「体の回転を伴わない前後や左右の動き」ではなく「体を回転させること」ということだとすると、体を回転させるだけだと重心を移動させているわけではないので、「体重移動ではなく重心移動」という表現がちょっとわかりづらく感じました。
      あるいは、足のスタンスを広げながら動く(≒体重移動?)ではなく足のスタンスの範囲内で動く(≒重心移動?)というイメージでしょうか。または、そのように明確に区別するのではなくそれを混ぜ合わせたようなイメージ(足のスタンスの範囲内で体を回転させながら動く?)でしょうか。
    • 「株式会社リアルスタイル」というゴルフのようつべチャンネルの「重心移動の目的」という動画見て気がついたのですが、
      尻を軽く後方に引くような動きを入れて、重心を支持基底面から外していますよね。
      (股関節の内外旋動作を用いるのかな?たぶん。)

      その動きによって重心が支持基底面から外れた際に生じる移動エネルギーを、股関節内外旋動作に繋げる。という感じになるのではと考察します。

      始動させるために股関節内外旋動作を行う→その動きで、重心を支持基底面から外す(尻が後方へ小さく弧を描くように)→重心が支持基底面から外れた際の移動エネルギーを動力として、股関節内外旋動作を行う。
    • 仮に重心移動を「重心が支持基底面から外れた際に生じる、移動エネルギーのこと」と定義するのであれば、
      並行スタンスの状態で重心移動を行おうとするのなら、重心の位置を左右の足より外側にズラす必要がありますし、それが出来ないのであれば、支持基底面から外すところは「前後方向」しか残されていません。

      しかし、説明されている姿を見る限りは、重心位置が足より外側に外しているように見受けられないので、分かりずらい範囲で後方に重心をズラしているのではないでしょうか?
    • あくまで重心移動は、「股関節内外旋動作をするための外力として利用するための手段」であり、重心移動そのものが身体を回転させる役割を果たしているわけではないと考えます。
      所謂「体重移動」を行おうとすると、地面を蹴ったり・踏ん張ったりする動作が自ずと入ってしまいますので、股関節内外旋動作に関わる臀部の筋肉を“過度に緊張させてしまった場合”、身体を回転させることが難しくなるために「体重移動=前後動でしか打てない」と思われてしまうのではないでしょうか?
      体重移動でも、その際の移動エネルギーを利用して股関節内外旋動作に繋げることは可能だと思っていますし、状況次第ではその使い方をすべきとも思います。

      「重心移動・体重移動」と「身体の回転(股関節内外旋動作)」は、切り離して考えるべきと考えます。そうじゃないと、「重心移動を用いたフットワーク」の説明がつかなくなりますし。
    • 私は、理学療法士さん向けの【運動学の基礎】シリーズ動画、健康体操この屋さんの「重心移動と体重移動」、サッカーの「重心移動アナライズ」、空手動画の「体重の力化」などを拝見して勉強しました。

      (私自身が完璧に理解出来ているとは言い難いですが、)
      「重心移動は何たるか?」を理解させる前に、股関節内外旋動作を加えた複雑な動きで解説させているために混乱を招いているのではないでしょうか?

      「重心移動=左右方向だけの動き」、「重心移動移動=腰を回す?」という誤解を解かない限りは、感覚を持ち合わせていない人は会得し難いかと思います。
    • 最近、修正している内容とリンクしていてすごく解りやすかったです。
      今後も、上手くなるための体の動かし方のコツをお願いします。
    •     なぜ重心を動かさないとうまく打てないのか
    • なぜ足を使わないとうまく打てないのか(なぜ足を使わないとうまく打てないと世間では教えられてしまっているのか)

      を詳しく解明して教えてもらえると非常に助かります。


      手や上半身の使い方について、人間の体の構造に基づいた詳しい説明はよくあります。
      しかし、前傾姿勢、つま先へ体重を乗せる、ドライブの時はひざを使えなどといった下半身の使い方について、人間の体の構造に基づいた詳しい説明は少ないように思います。

      そういった点では、WRMさんで取り扱っていらっしゃる古武術の理論は大変素晴らしいと考えております。

      今後もこのような古武術的理論的な体の動かし方(なぜこう動くのか)を楽しみにしております。
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たくさんのコメントをいただき、ビックリしております。

まず学術的な部分は未だノータッチなので、その分野で話を振られても対応できません。すいません。

これは所謂、知識の差がありすぎて何言ってるか分からない現象ですね。




で、極論ですが

打球の感覚、動作の感覚についての「出来る」「出来ない」において、ほとんど「コツ」なので

なぜそうなるのか?の理解はそこまで必要ないと思ってます。(爆)


自転車に乗るような感覚ですからね。

右足を回したら次は左足でハンドルは、、、とかそういうのないじゃないですか?(笑)


もちろん「出来ない」ということについて「何でできないのか」分析をするために把握しとくのは必要です。


そして「取り組む」「取り組まない」の納得については理解をしてもらわないと取り組めない方が一定数いるので、そういった部分で言語化は必要かと思います。


なので、一定期間、言語化言語化言ってきましたが

言語化する場面

言語化しなくてもいい場面

理解しとかなきゃいけない場面

理解しなくてもいい場面


そういったのをうまく使い分けられたらいいなと最近思っています。


学術的な部分はそのうち理学療法士の知り合いにでも頼みたいと思います。