コメントをいただきました。
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中学生の保護者です。
卓球部の顧問、副顧問とも卓球経験なく
男女の部長にほぼ丸投げでした。
ほぼ、と書きましたのは、顧問の立場でしかできない
事務作業(試合のエントリー、練習予定表の作成等)は
子供にはできないためてす。
それ以外の練習、部員間の関係調整の責任は
全て部長に一任されました。
結果、特に男子部員同士の関係は崩れ、崩壊し、3年生は引退を迎えました。
保護者の立場としては、タイミングを見て学校側に申し入れもしましたがなにも変わりませんでした。
保護者は何をすればよかったのでしょうか?
子供たちはどうすればよかったのでしょうか?
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質問ありがとうございます。
一応、「正解」はないと前置きをして記事を書いていきますが基本的に保護者が出来ることはほとんどないと思います。
あるとすれば、部活と子供の活動を「応援」してるよ!というのを見せてあげるくらいかと。
私が中学生の時の保護者の方の活動を書きますが、全く参考にならないと思います。
・顧問の先生が異動のため途中交代
・交代する前の先生は未経験、交代後の先生もほぼ経験なし
・保護者が子供たちの練習時間確保のため、中学校の体育館を社会体育として週4日20時まで借りてくれる
・親が迎えに来てくれる、球拾い
・試合の時は保護者が交代で送迎
要は環境をサポートするくらいしか出来ないんですよね。
主な結果を書くと
男子が秋の新人と夏の総体で優勝
女子も秋の新人と夏の総体で優勝
自分が九州優勝、2番手が県8
女子のエースは春の九州で優勝、夏は6位
基本的な役割としては
指導者や先生は「環境作り」
保護者は「環境が上手く循環するようにサポート」
プレイヤーは「一所懸命にやる」
という構図になるかと思います。
このどれかが上手くいってないところは結局そんなに強くはないですね。
先生の熱意がある
保護者の協力がある
選手のやる気がない
これじゃ結局上手くいかない。
千葉県の公立中学校の雄・栄中学校はこの連携が非常に上手く取れています。
http://xia.diary.to/archives/50901139.html
一度、話を伺った時に
「保護者が応援に来るようにってのは子供に頑張ってほしいからですか?」
「いや、勝つからですよ。」
と即答いただけた記憶があります。
自分も専修大学の試合はなるべく見に行くようにしているのですが、
やはり「優勝」が手に届くところにあるほうが何とか都合をつけて行くぞ!って気になります。(笑)
(自分らの時にはOBOGも試合を見る気が出なかっただろうな・・・逆にその状況で見に来る方は本当に好きなんだと思います。)
今回の問題点とすれば
顧問の先生に熱意がなかった
ことになってしまうのですが、改善策としては保護者が顧問の立場と兼務するということは出来たのではないかと思います。
私が中学時代の時も
最初の顧問の時には「熱意がめちゃくちゃある」だったので保護者はサポートに回っていましたが
2人目の顧問の時には私の父親が外部コーチ(卓球経験2年半)女子も保護者が外部コーチ(中高卓球部?)になり顧問の先生はサポートに回りました。
(顧問の先生の名誉のために言いますが、熱意がなかったわけではありません。自分の力量が足りないと踏んでか、顧問の役割は父親に譲ってサポートをめちゃくちゃやってくれました)
そして、こういう部活動の問題に関して自分が絶対書いてしまうであろうことなのですが
「目標設定」がなかった「船の行き先が定まってなかった」
これが一番の問題だと思います。
まあ、今回に関しては船頭がいない、船員だけでなんとかしようと思ったけど経験不足で船の中で分解ということですね。
一応、どうすればよかったのか?ということに関して回答しなければいけないので書きますが
子供だけの解決は難しいので熱のある大人が問題を解決するために走り回って環境を変えるしかなかった。と思います。
プラス、「部活の在り方」というのを再考しなければいけない時代になっているようにも感じます。
約15年前とは色々と状況が違いすぎると思いますので。
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中学生の保護者です。
卓球部の顧問、副顧問とも卓球経験なく
男女の部長にほぼ丸投げでした。
ほぼ、と書きましたのは、顧問の立場でしかできない
事務作業(試合のエントリー、練習予定表の作成等)は
子供にはできないためてす。
それ以外の練習、部員間の関係調整の責任は
全て部長に一任されました。
結果、特に男子部員同士の関係は崩れ、崩壊し、3年生は引退を迎えました。
保護者の立場としては、タイミングを見て学校側に申し入れもしましたがなにも変わりませんでした。
保護者は何をすればよかったのでしょうか?
子供たちはどうすればよかったのでしょうか?
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質問ありがとうございます。
一応、「正解」はないと前置きをして記事を書いていきますが基本的に保護者が出来ることはほとんどないと思います。
あるとすれば、部活と子供の活動を「応援」してるよ!というのを見せてあげるくらいかと。
私が中学生の時の保護者の方の活動を書きますが、全く参考にならないと思います。
・顧問の先生が異動のため途中交代
・交代する前の先生は未経験、交代後の先生もほぼ経験なし
・保護者が子供たちの練習時間確保のため、中学校の体育館を社会体育として週4日20時まで借りてくれる
・親が迎えに来てくれる、球拾い
・試合の時は保護者が交代で送迎
要は環境をサポートするくらいしか出来ないんですよね。
主な結果を書くと
男子が秋の新人と夏の総体で優勝
女子も秋の新人と夏の総体で優勝
自分が九州優勝、2番手が県8
女子のエースは春の九州で優勝、夏は6位
基本的な役割としては
指導者や先生は「環境作り」
保護者は「環境が上手く循環するようにサポート」
プレイヤーは「一所懸命にやる」
という構図になるかと思います。
このどれかが上手くいってないところは結局そんなに強くはないですね。
先生の熱意がある
保護者の協力がある
選手のやる気がない
これじゃ結局上手くいかない。
千葉県の公立中学校の雄・栄中学校はこの連携が非常に上手く取れています。
http://xia.diary.to/archives/50901139.html
一度、話を伺った時に
「保護者が応援に来るようにってのは子供に頑張ってほしいからですか?」
「いや、勝つからですよ。」
と即答いただけた記憶があります。
自分も専修大学の試合はなるべく見に行くようにしているのですが、
やはり「優勝」が手に届くところにあるほうが何とか都合をつけて行くぞ!って気になります。(笑)
(自分らの時にはOBOGも試合を見る気が出なかっただろうな・・・逆にその状況で見に来る方は本当に好きなんだと思います。)
今回の問題点とすれば
顧問の先生に熱意がなかった
ことになってしまうのですが、改善策としては保護者が顧問の立場と兼務するということは出来たのではないかと思います。
私が中学時代の時も
最初の顧問の時には「熱意がめちゃくちゃある」だったので保護者はサポートに回っていましたが
2人目の顧問の時には私の父親が外部コーチ(卓球経験2年半)女子も保護者が外部コーチ(中高卓球部?)になり顧問の先生はサポートに回りました。
(顧問の先生の名誉のために言いますが、熱意がなかったわけではありません。自分の力量が足りないと踏んでか、顧問の役割は父親に譲ってサポートをめちゃくちゃやってくれました)
そして、こういう部活動の問題に関して自分が絶対書いてしまうであろうことなのですが
「目標設定」がなかった「船の行き先が定まってなかった」
これが一番の問題だと思います。
まあ、今回に関しては船頭がいない、船員だけでなんとかしようと思ったけど経験不足で船の中で分解ということですね。
一応、どうすればよかったのか?ということに関して回答しなければいけないので書きますが
子供だけの解決は難しいので熱のある大人が問題を解決するために走り回って環境を変えるしかなかった。と思います。
プラス、「部活の在り方」というのを再考しなければいけない時代になっているようにも感じます。
約15年前とは色々と状況が違いすぎると思いますので。
コメント
コメント一覧 (6)
自分も社会人になり、好きな卓球ならともかく全く知らないスポーツの指導を土日にもやれと言われたら間違いなくメンタルがおかしくなります。
自分の中学時代の先生は授業や行事、部活動、生徒指導も全て全力投球でした。そのおかげでブロック大会にも出場できましたが、やはり無理が祟ってか休職を余儀なくされました。
先生個人の頑張りに左右されるような部活動は変わっていかなければならないと思います。
礼儀・礼節の習得なら、あいさつ、所作、言葉遣いなどに気をつけ、卓球の上達や勝負は二の次。
一つのことを継続してやり抜く意志の醸造や経験の蓄積なら、単に部活に出席して少し負荷のある練習を日々やりぬくことが大切。試合(勝ち負け)はその一つの過程に過ぎない。
部員同士の交流・親睦が目的なら単に卓球する環境があればよい。
卓球の上達、試合で良い成績をあげるなら、上記のすべてに加え、学生本人(自己)と部全体の目標設定と他者・自己の的確な評価と反省、それらに基づく効率の良い、試合で使えることのできるスキルアップのための練習ができること、それらの繰り返し(PDCA)が必要となると思います。
でも、そんなことに思慮が回る中学生はいるのでしょうか。
Xiaさんのいうとおり、子供達だけでは「目標設定」ができない、というかてんでバラバラ。加えて目標を個人・部全体に納得させる大人がいないことが、子供それぞれでも目的や意識は違うのに、顧問、保護者も含めると、いったい卓球部というのは何を目的に、何を目指して活動しているのかわからなくなる、それが崩壊の要因ではないかと思います。
だれが行うかは別として、目的意識の共有の設定ができれば、それぞれがやるべきこと、それらの意味、進むべき方向や評価ができ、ぶれなく進むことができるのではないかと思います。
保護者のできることはサポート、のみですよね。
外部コーチ…卓球経験のある保護者の方にお願いしたのですが、
親子だからなのか?うまくいかなくなり2年目にコーチを辞退されました。
体育館練習…市の施設を予約、保護者の立ち会いで
週2~3日、6~9時間の練習の確保はしていました。
体育館の料金や立ち会いについて保護者の了承を得られた部員だけの参加でした。
1年のときには年を越してもウェア購入の用意をしていただけず、保護者のほうで動いて購入もしました。
外回りのフォローはできることはしたつもりですが、
部の方向性についてはさすがに口出しはできませんでした。
もっと走り回るべきでしたね…。
部活の活動日数は時代の流れもあり、
平日に1日と土日のどちらかはお休みで、週に5日の活動です。
クラブチームに属している子にはそちら優先で練習しろ、部活に来なくていいから。
試合には出してやるからと顧問に言われたとも聞きました。
中学の先生はブラックです、と学校全体の部活説明会で校長が保護者に向けて話す時代です。
悩ましいですが、保護者のできることを頑張りたいと思います。
ありがとうございました。
部活じゃなくクラブ・サークルでもそうです。
うまくなりたければ高額な卓球教室に行けとか。
ここまで幼稚園の頃からエリートに教えてもらわないと上に行けないスポーツって…
どんどん卓球がおかしい方向に行ってる気がするな。
良い環境を得るにはお金を使うのが単純で確実ですし、お金があればあるほど時間も作れます。
身もフタもありませんが、卓球に限らない、何にでも当てはまることです。学校なんてその代表例でしょう。
部活の場合、目的・目標が、必ずしも上手くなることだけではない、というのがミソなのでしょう。
上達しようと努力したり工夫したり悩んだり苦しんだりすることによって、結果的に人間形成や集団でのコミュニケーション力の向上に繋がる、ということは大いにあると思います。
しかしその逆の、人間形成や集団での規律等を優先した場合にそれが結果的に上達に繋がるかというと、まあそういうケースもあるでしょうけれど、そうでない場合も多々あるでしょうから。