コメントをいただきました。
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いつもブログ拝見しています。 

小中高生の指導をするにあたって、「考えろ」と指導者が発言する場面によく遭遇します。 
しかし、多くの場合、考えるやり方(いつ、何を、どのように。。)を伝えていません。 
これでは選手は困ってしまいますよね。 

そこで、Xiaさんが考える、「考える」のプロセス(やり方)をまとめていただけないでしょうか。 
ちなみに私はまだ考えがまとまっていません。(網羅的にしようとすると想定すべき部分が多いので。)
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質問ありがとうございます。

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この本の中にも書いてあるのですが(販売はまだ先)


自分の中で「考える」という作業は

「その物事が「なぜ」そうなるのか?ということを繰り返し、~だからこうなる。」

ということが考える作業だと現段階では結論付けています。


例題を出すなら・・・


ペンホルダーで世界トップクラスの選手が少ない


→なぜ?


シェークハンドで卓球を始める選手が多い


→なぜ?


幼少期ではペンホルダーグリップを握ることが難しい


→なぜ?


手が小さいから



まあ、例題が漠然としているので、実際は他の「なぜ」が出てくるとは思いますが、、、


小学生や初級者であれば、一回の「なぜ」で答えが出るような問題から考えさせるのが良いかと思います。


というのも「知識」がないことには考えることが出来ないからです。


なので


ロングサーブを出したら、どんなレシーブが返ってきやすいか?


→長いレシーブが返ってきやすい


→なぜ?


→台上で2バウンドさせるストップ技術が出来ないから



といった、学校の授業で言えば、小学校1年生の最初の問題くらいの難易度から考えさせるのが無難かと思います。



といった感じですかね。


なので、試合中に考えるとかはかなり難易度が高いと思いますし、世にはびこる卓球の「考えろ」も難易度が高すぎるように思います。


この記事が何かの参考になれば幸いです。