コメントをいただきました。
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シャアさんが強いボールが打てる「演出」をするとよくおっしゃっていますが守備もきっちり返せるボールが来るような「演出」をする事も大事というかですか。この「演出」力を高めると攻撃、守備どちらも意のままに展開しやすくなると思うので社会人等であまり練習できない人は自分自身の「演出」力を伸ばす事に重点を置いた方が良いという事でしょうか
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質問ありがとうございます。

実際、本や漫画などと違って、卓球は対人競技なので「筋書きのないストーリー」にはなってしまうのですが、なんでもかんでも打っちゃうぞ☆みたいな、さらにミスしてしまう。これでは卓球ではなく、ただのバカ打ち大会ですよね。


漫画に例えると、何の謎解きもせずに「あなたが犯人です!」「あれ、違う?」「あなたが犯人です!」「あれ、違う?」「あなたが犯人です!」「あれ、違う?」「あなたが犯人です!」「あれ、違う?」

「あなたが犯人です!」「あぁ、ようやく当たったかぁ」


こんな漫画、誰も読まないと思うし、実際つまらないと思う。


ただ、卓球においてはそういうプレーをやっている人も実際にいるわけで・・・


演出やストーリーというのは、分かれば分かるほど面白いし、分かる人にしか得られないものもあります。


で、質問者さんの卓球において

演出力を高めるのが優先ですか?という問いに対しては

演出はあくまで演出なので、演出とフィニッシュがセットであることが条件だと思います。

謎解きだけして、犯人は明かさない漫画というのも、かなり面白くないと思いますし・・・



卓球における、演出=お誘い

なので、

ロングサーブを出す(演出)→長いボールを待ってブロック(カウンター)

下回転サーブを出す(演出)→ドライブ

こういう風にセットになるわけですね。

相手が強くなれば、相手も演出を読んできて

ロングサーブを出す(自分の演出)→長いボールを待ってブロック(カウンター)(ゆっくりなループドライブだったりして相手の演出に変換)→4球目を待たれる

まあ、こんなことになったり



これが初中級者になったりすると

ロングサーブを出す→打たれて慌てる

演出でも何でもなくなります。

技術を技術でしか捉えてない人はこうなる傾向ですね。


ちなみにラリーの演出方法33個、図鑑のように紹介しているDVDをすでに販売しています。







結局、演出もフィニッシュも

ボールの質(ここでは詳しく説明しません)

例えば、切れているとか速いとか、相手の打球感覚を上回っていれば勝手に演出力というのは高まりますし、演出できるくらいのプレーヤーだったら、ちょっと優しいボールが来れば打ち込めたり、的確にブロック出来たりするはずです。

ただ、この能力を高めるのが最優先で行う方がよいか?と聞かれれば、ちょっとそこは保留にしていただきたいかなと。


というのも、ボールを打球する前には必ず「動く」ということが発生するので

どこにどんなボールが来るか判断し、そのポイントまで動く

それができてからの打球になるからです。


なので、自分の中でどこが一番自分のプレーの妨げになっているか、下記の図を見て確認してみてください。

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