おはようございます~

一週間も経つと、世の中の世界卓球の興奮もかなり冷め切っているなぁと感じます。

ワタクシもGWの時に発生した仕事の遅れを取り戻せぬまま(汗)

いい加減、世界卓球の1試合でも考察しなきゃいけないんじゃないかというわけで、対日本人選手に37連勝していた劉詩雯と伊藤選手の試合を取り上げたいと思います。



注:伊藤選手が勝ったことについての考察です

1、はやい
2、予測不可能なプレー
3、みまパンチ

1、はやい

これは世界卓球全体を見て感じたことなのですが、とにかくトップのトップは「はやい」

少しランキングが下がる選手が遅く見えるほどに色々なはやさがあります。


昨年から異業種の古武術の身体操法をコンテンツにして、色々と勉強していく中で「身体の使い方の効率化」という面もかなり勉強出来て、トップに行けば行くほど如何にはやく動いて打つか、その打球の質が如何に高いか。そこに集約されるんだろうなと感じています。

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上から2段目の予測、上から3段目の反射という能力はレベルが1~10あるような状態ではなく、0か1かみたいに「ある」「なし」で語れるようなもので、上級者は例外なく「ある」ので。

逆に土台となる感覚、下から2段目の身体はレベル分けされる部分だと思います。

ここのレベルが高ければ高いほど、自分の戦術も成功しやすいし、このレベルが高いことによって予測と反射のレベルが引き上げられるような側面もあるんじゃないかと思います。



2、予測不可能なプレー

これは主に台上周りの技術ですね。

色んなレシーブをすることによって、相手を遅らせる・攻めを止める。

そういったプレーが非常に多いのが伊藤選手だよなと。

もちろん、単発の技術では意味がないので、そのあとのつながりなんかも練習しなければいけませんが、中国相手に「パンパンパンパン」という無意識状態のノリ卓(ノリで卓球をするという意味)しても、相手は卓球帝国なので色々と環境でも上となるとそこは難しい。

相手を超えるノリ卓、ゾーン状態に入るか(アジア選手権の平野選手みたいに)

「パン、ん?パン」みたいなズレを引き起こすことが大事になるかと。


3、みまパンチ

テレビとか実況ではとりあえず「みまパンチキター」みたいになってますが

いわゆる角度打ち、ミート打ち、スマッシュと呼ばれる類のものですよね。

こういうミート打ちが出来る人にしか正直分からないのですが

ミート打ちとドライブでは「明らかにその打法を行う際の使うエネルギーが違う」んですよね。

ミート打ちは使うエネルギーがスピードと回転に分けた時に10:0(こんな単純じゃないけど)になるので、直接的な「はやさ」になり、決定率が非常に高い(反面、入る確率は下がる)

ドライブは使うエネルギーをスピードと回転に分配するので、10のスピードを出したいときに最低でも11の力で打たなきゃいけない。

そこで自分の使うエネルギーや時間が奪われることになるので、「身体的や感覚的なはやさ」のロスが生まれる。(ただボールは入りやすい)


で、これをたくさん練習して、相手のボールに合わせてミートが出来る(入る)のが伊藤選手ということです。


卓球よりも単純に「はやい」ボクシングのトレーニングを取り入れている伊藤選手。

卓球はそこでボールを返す作業が必要になるので、打球感覚が絶対に必要になってくるのですが・・・

色々書いてて、「うーん、凄い選手だなぁ」と。(世代的にも凄い)

結構良い感じで考察できたと思うので、何かが役に立つかと言われれば、微妙な気がしますが

読み物として面白いなと思っていただければ幸いです。