先日、パラ卓球のイベントに参加してきたわけですが・・・

非常に面白く、レベルの高い話を聞くことが出来たのでシェアしたいと思います。

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クラス7(上肢か下肢に重たい障害)のチャンピオン・八木さん(モルガンスタンレー)対2位の井上さん(山陽学園大学)の試合を同じクラス7の宮脇さん(大分県庁)と見ていた時・・・


宮「下川さん、どう思われますか?このクラスの試合を見て」

し「八木さんは足は元気なんですね?なんか八木さんの方が有利な気が・・・」
(八木さんは上肢に重い障害、井上さんと宮脇さんは下肢に重たい障害)

宮「さすがですね。もちろんクラスで分けられているので仕方ないですがパラ卓球の中では「動ける選手」のほうが強いというのがあります」

し「足に障害がある方の方が多いんですか?」

宮「どちらかと言えばそうですね。あとは上肢に障害がある方は健常者の試合に出ることが多いです。パラじゃなくて」

し「あー、なんかそういうのがあるんですね」

し「やっぱ、このレベルになると練習してるので「手は上手い」のは当たり前ですけど、足に障害があるとなるとどうしようも出来ないですよね」

し「さすがにボールのポジションにいかないことには打てないですし」

宮「そうなんですよ!だから僕も表粒使ってたんですけど、これでは勝てないと思いラリーを短くするために表とスピード系の裏ソフトを使い始めました」

し「良い選択だと思いますよ」


-----懇親会


し「八木さん、凄い粘りますね」

八「僕は他人と違って、手の方が悪いですから。でも足が元気な方が有利ですよ」

し「それは自分も思いました。手よりも足の方が」

し「やっぱり、足が動くと「失点しない」からいいですよね」

八「そうなんです。ちょっと危ないと思ったらロビング上げればいいので。球が曲がったりすると足が悪い方は踏ん張り効かないので打てないんですよ」

八「いわゆる時間を作るってやつですね」

八「もちろん世界に行けば点を失わないだけではなく、点を取りにいかなければいけないのでそこらへんが課題ですかね」


というような感じでした。


パラという「不便」を抱えている人が卓球に大事なのは「足」(動ける、ボールのポイントまで行く)と考えていて、さらに自分も試合を見て感じることでした。


健常者は「不便」を抱えてないがゆえに「手」が下手で上手くいってないと思っている。
(もちろん最初は手が上手くならないと出来ない)


本当の原因は「ボールのポジションまで行けてない」なのに「どうやって振れば入るのかしら」


延々とここでループ、問題を読み違えているので答えも当然間違うという状況が生まれているんだなと感じました。


この記事が何かの参考になれば幸いです。