準々決勝で丁寧に3-2
準決勝で朱雨玲に3-0
決勝で陳夢に3-0
この動画を見て誰が見ても明らかなのは
中国選手よりピッチが速い。ということ。
これは誰が見てもわかると思いますが、「どうすればピッチ速くプレーすることが出来るのか?」
これは両ハンドや反応速度を高めるという点もありますが
「ボールの質を高くして、相手の返球を限定する」ことも大事だと思います。
2015年の中国選手との対戦
少し台から距離を取って、ボールに合わせに行く・触りに行くシーンが多く見られます。
昔:相手打つ→平野選手距離取って触る→時間的余裕が出来、相手はさらに打ち込む→さらに距離取って・・・スパイラル
今:相手打つ→平野選手前でカウンターする→時間的余裕なくす、相手が触る→さらに高速ピッチで追い込む・・・スパイラル
自分の球が良くなることで良いラリー展開が出来るようになるということですね。
このクラスになれば、「ボールが入るのは当たり前」なので
入るボールを追及していかなければいけません。
例えば、コースがサイドを切る。回転が強くかかっている、打球点が速い、コースが分かりづらいなどなど・・・
自分の打つボールで相手の打つ時間をいかにして奪うかということがキーワードになると思います。
(相手ももちろんめっちゃ強いので、打つ時間が十分にあればミスしない&いかつい球が飛んでくる)
なんというか綱引き的なイメージです。
ちょっと優勢になるだけであとは雪崩的な感じでずかずかーと追い込まれてしまう感じ。
卓球でもちょっと優勢にするだけで「相手が下がる、ちょっとボールが浮く」→打ち込む、空いたコースを狙う→さらに・・・みたいな感じになりますよね?
今までの平野選手はただじっくり耐えていた、綱引きで言えば相手が引っ張りこもうとして力んだ瞬間や体勢を崩した瞬間を狙うしか出来なかった
しかし今はボールの質が良くなったことにより、引っ張り合いで相手を上回ることが出来たという印象です。
ただ、今回気になる点もあります。
・ボールがニッタク製の硬くてスピードが出やすいタイプだった
・3ゲーム先取だった
中国選手の特徴の1つに粘着ラバーから繰り出される強烈なスピンとナチュラルな変化、これがボールにより少し軽減されていたのではないかという指摘もあります。
3ゲーム先取で普段とは違った。という指摘もありますが・・・それよりも中国サイドはまだ平野選手に対して、そこまで脅威を抱いてなかったのではないかと思います。
今回の勝利で平野選手対策で何かしらの対策を練ってくると思うので、さらにその上を行く進化が求められるかもしれません。
まあ、何はともあれ21年ぶり(小山ちれ選手以来)
純粋な日本人で言えば43年ぶり?だったかな?
アジア選手権優勝おめでとうございます!
準決勝で朱雨玲に3-0
決勝で陳夢に3-0
この動画を見て誰が見ても明らかなのは
中国選手よりピッチが速い。ということ。
これは誰が見てもわかると思いますが、「どうすればピッチ速くプレーすることが出来るのか?」
これは両ハンドや反応速度を高めるという点もありますが
「ボールの質を高くして、相手の返球を限定する」ことも大事だと思います。
2015年の中国選手との対戦
少し台から距離を取って、ボールに合わせに行く・触りに行くシーンが多く見られます。
昔:相手打つ→平野選手距離取って触る→時間的余裕が出来、相手はさらに打ち込む→さらに距離取って・・・スパイラル
今:相手打つ→平野選手前でカウンターする→時間的余裕なくす、相手が触る→さらに高速ピッチで追い込む・・・スパイラル
自分の球が良くなることで良いラリー展開が出来るようになるということですね。
このクラスになれば、「ボールが入るのは当たり前」なので
入るボールを追及していかなければいけません。
例えば、コースがサイドを切る。回転が強くかかっている、打球点が速い、コースが分かりづらいなどなど・・・
自分の打つボールで相手の打つ時間をいかにして奪うかということがキーワードになると思います。
(相手ももちろんめっちゃ強いので、打つ時間が十分にあればミスしない&いかつい球が飛んでくる)
なんというか綱引き的なイメージです。
ちょっと優勢になるだけであとは雪崩的な感じでずかずかーと追い込まれてしまう感じ。
卓球でもちょっと優勢にするだけで「相手が下がる、ちょっとボールが浮く」→打ち込む、空いたコースを狙う→さらに・・・みたいな感じになりますよね?
今までの平野選手はただじっくり耐えていた、綱引きで言えば相手が引っ張りこもうとして力んだ瞬間や体勢を崩した瞬間を狙うしか出来なかった
しかし今はボールの質が良くなったことにより、引っ張り合いで相手を上回ることが出来たという印象です。
ただ、今回気になる点もあります。
・ボールがニッタク製の硬くてスピードが出やすいタイプだった
・3ゲーム先取だった
中国選手の特徴の1つに粘着ラバーから繰り出される強烈なスピンとナチュラルな変化、これがボールにより少し軽減されていたのではないかという指摘もあります。
3ゲーム先取で普段とは違った。という指摘もありますが・・・それよりも中国サイドはまだ平野選手に対して、そこまで脅威を抱いてなかったのではないかと思います。
今回の勝利で平野選手対策で何かしらの対策を練ってくると思うので、さらにその上を行く進化が求められるかもしれません。
まあ、何はともあれ21年ぶり(小山ちれ選手以来)
純粋な日本人で言えば43年ぶり?だったかな?
アジア選手権優勝おめでとうございます!
コメント
コメント一覧 (5)
この記事を読んで「粘る」という言葉に対する認識が、初中級者・上級者で差異があるのではないかと思いました。
初中級者の粘る=とにかく一球でも多く相手コートに入れる
上級者の粘る=体勢が崩れてもなるべく高い球質を保ち続ける
コートに入れるという感覚に乏しいレベルだからこそ、一球でも多く入れることで得点できるのでしょうね。
だから、マロン選手が負けた、丹羽選手が許シン選手に勝った、そして平野選手が優勝できたと。
さらに、ニッタクのボールや他メーカーの新ボールで試合をやれば他の選手にも中国選手に勝つチャンスがあると言っていました。