以下ぬりかべさんからいただいたメール
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先日のメールで「まねっこ練習」の成果をお伝えしましたが、多くの選手に高い効果が(数人の選手には驚くほど高い効果が)あったので、「『まねっこ練習』にはどんな効果があるのか」ということをじっくり考え、ある程度考えがまとまったのでメールを出させていただきました。

一言でいえば、まねっこ練習の効果は「予測力を高める」「
予測と体の動きを合わせる」ということだと思います。

一般に「予測」と言われますが、自分は「能動的な(
自分から仕掛ける)もの」「受動的な(相手の情報から判断する)もの」の2種類あると思います。具体的には

「能動的予測」
質の高いボールを送ることにより、相手のボールの種類やコースを限定する。

「受動的予測」
相手の体の向き、ラケット角度、自分の経験などから「こんなボールが来る」と判断する。


と考えており、これは決して独立したものではなく、この2つが重なったときにより正確な予測ができるのだと思います


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先日メールでお伝えした「未勝利だったがまねっこ練習で強くなった生徒」は、サーブを持ったときには良い動きはできるが、レシーブの時は動きが全く間に合わない、という状況だったので、この「受動的予測」ができなかったのではないかと思います。

 彼女らに「まねっこ練習をすると、何が変わるの?」と尋ねたところ、「ボールと相手が見えるから、動きやすくなった」と答えてました。そのうち一人は「前は、ボールを見ると相手が見えないし、相手を見るとボールが見えなかった。まねっこ練習をすると、その両方が見えるから不思議」と興味深いことを言っていました。この話から判断すると、まねっこ練習を取り入れることにより、周辺視の能力が高くなり、その結果受動的予測能力も高まったのではないかと思います。さらに、見た情報をもとに動くことを取り入れることで、予測をもとに動く能力も高まったのではないかと思います(逆に、空手の経験者の生徒は、もともと周辺視の能力が高いこともあってか、まねっこ練習の感想を聞いた 時には「う~ん」という感じでした)。

 

 最近は、基本のまねっこ練習に「バック対バックで、相手が回り込んだらフォアをつく」というようなパターンも取り入れています(生徒は「頭がつかれる~」と言っていますが)。今年度の一年生には早い段階でまねっこ練習やそれに類する練習を取り入れ、ボールへの対応力を高めていきたいと思います。



長文になり、申し訳ありませんm(_ _)m。もし必要があれば、このメールの内容は使っていただいてもかまいません。また長野に来ることがあればぜひ本校にもおいでください。部員一同お待ちしています(「下川さんがまた来てくれるかもよ」と話したら、「よっしゃ~」と大歓声が上がっていました)。 
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ぬりかべさん、お忙しい中ありがとうございました!

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