コメントをいただきました。
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初めてコメントさせていただきます。
今回の動画とは直接関係ないことなので恐縮ですが、4/5に公開されていた、Xiaさんと、ぐっちぃさんが試合をされている動画の中で気になったプレーがあったので、いくつか質問させてください。
その動画の中で、ぐっちぃさんが打った回転が強めのドライブを、Xiaさんがフォアで柔らかく返球している技術についてです。(動画時間内の0:50辺りや、2:05辺りのプレーです)
まず、この返球技術の名称が何なのでしょうか?(ブロックという感じではないですし、あえていうならフィッシュ?)
今回の動画の中で、中国では言葉で細かい技術区分がなされいると言われていましたが、こういうぱっと見、繋ぎという言葉で括れてしまいそうなテクニックにも名称はあるのでしょうか?
また、強めの球を返しているわけではなさそうなのに、次のぐっちぃさんは強く打てず、Xiaさんの反撃を受けています。実際にはどのような方法で、どのようなボールを送っているのでしょうか?
自分自身、打点が落ちてしまった際の、ループドライブの処理に非常に困っており、そこからよく崩されますので、このXiaさんのプレーを見てものすごく関心が沸きました。
技術の名称、技術の詳細の2点について、もし良ければご教示くださいませ。
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コメントありがとうございます。
正式名称はおそらくないですね。汗
なぜぐっちぃさんが打てなかったかというのは「コースを頑張って突いている」からだと思います。
またこの現象は「相手のドライブが打ち返せそうだなー無理だった!」という状態で打球していますので、相手も「打ち返してくるのかなー違った!」という状況なので連続攻撃が出来なくなるのかなと思います。
主にこういう状況になりやすい人は
フォア主戦で距離を取る人(水谷選手や吉田選手)
これは相手が強すぎて点にはなりませんが・・・
この技術を使うとき、というかこの技術はどちらかというと「使わざるを得ない」という状況なんですが・・・
相手のボールを打ち返そうと思ったけど、球が緩かった
相手の球にある程度速さがあり、そこに基準を持って待ってたけど思ったより遅かった
自分がビビって下がっている
という状況なので、使っているというか使うしかない状況なのです。
詳細に関しては・・・「触る」という感じですね。もしくは「触りながら送る」
中国には細かい単語があると紹介しましたが、上級者層でも感覚をいろんな単語で表現することがあると思います。
さきほどの「触る」とか「潰す」、「置く」といった感じですね。
「触る」とか「置く」はあまりいい意味で使われません。「ただ何の工夫もなく相手コートに入れに行く 」みたいな表現で使います。
「潰す」はナックルショートで押し込んだり、高い打点で押し込まれたりしたときに使います。
上級者は中国ほどではないですが、初中級者層にはない感覚を持って卓球をしていることは確かだと思います。
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初めてコメントさせていただきます。
今回の動画とは直接関係ないことなので恐縮ですが、4/5に公開されていた、Xiaさんと、ぐっちぃさんが試合をされている動画の中で気になったプレーがあったので、いくつか質問させてください。
その動画の中で、ぐっちぃさんが打った回転が強めのドライブを、Xiaさんがフォアで柔らかく返球している技術についてです。(動画時間内の0:50辺りや、2:05辺りのプレーです)
まず、この返球技術の名称が何なのでしょうか?(ブロックという感じではないですし、あえていうならフィッシュ?)
今回の動画の中で、中国では言葉で細かい技術区分がなされいると言われていましたが、こういうぱっと見、繋ぎという言葉で括れてしまいそうなテクニックにも名称はあるのでしょうか?
また、強めの球を返しているわけではなさそうなのに、次のぐっちぃさんは強く打てず、Xiaさんの反撃を受けています。実際にはどのような方法で、どのようなボールを送っているのでしょうか?
自分自身、打点が落ちてしまった際の、ループドライブの処理に非常に困っており、そこからよく崩されますので、このXiaさんのプレーを見てものすごく関心が沸きました。
技術の名称、技術の詳細の2点について、もし良ければご教示くださいませ。
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コメントありがとうございます。
正式名称はおそらくないですね。汗
なぜぐっちぃさんが打てなかったかというのは「コースを頑張って突いている」からだと思います。
またこの現象は「相手のドライブが打ち返せそうだなー無理だった!」という状態で打球していますので、相手も「打ち返してくるのかなー違った!」という状況なので連続攻撃が出来なくなるのかなと思います。
主にこういう状況になりやすい人は
フォア主戦で距離を取る人(水谷選手や吉田選手)
これは相手が強すぎて点にはなりませんが・・・
この技術を使うとき、というかこの技術はどちらかというと「使わざるを得ない」という状況なんですが・・・
相手のボールを打ち返そうと思ったけど、球が緩かった
相手の球にある程度速さがあり、そこに基準を持って待ってたけど思ったより遅かった
自分がビビって下がっている
という状況なので、使っているというか使うしかない状況なのです。
詳細に関しては・・・「触る」という感じですね。もしくは「触りながら送る」
中国には細かい単語があると紹介しましたが、上級者層でも感覚をいろんな単語で表現することがあると思います。
さきほどの「触る」とか「潰す」、「置く」といった感じですね。
「触る」とか「置く」はあまりいい意味で使われません。「ただ何の工夫もなく相手コートに入れに行く 」みたいな表現で使います。
「潰す」はナックルショートで押し込んだり、高い打点で押し込まれたりしたときに使います。
上級者は中国ほどではないですが、初中級者層にはない感覚を持って卓球をしていることは確かだと思います。
コメント
コメント一覧 (6)
言われみれば名前も知らずに使ってました。
するたびに下がるなーと自分に言い聞かせてます笑
素早い回答と、丁寧な解説ありがとうございました。
出さざるを得ない状況で出した技術であっても、しっかりとコースをつく意識の高さは流石です。
また、相手の球や自分の出した球についての説明や、状況に対する分析も交えて回答してくださり大変勉強になりました。
今回のような、非常に曖昧で、どんな技術書やメディアにも説明されていないような技術についても、しっかり考察がなされ、丁寧な説明をしてくれるのはXia論法くらいだと思います。
感覚の言語化は難しいテーマではあると思いますが、初中級者にとっては非常に大きな恩恵となっています。
また、上級者の技術や戦術、感覚などをXiaさんの言葉で聞かせてください。
ご活躍、期待しております。