布袋先生との雑談の中で

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身体操作の基本概念のうちの1つ「最小の動きで最大のパワーを出す」

これを布袋先生は勉強し、色々な方法を自身と生徒に検証しながら結果を出してきました。


こういった話を聞いていると、強豪校は「厳しい練習を長時間行い、楽な動かし方を覚える」ということをやっているんだなと。


方法が違うだけで目的は一緒なのです。

 

このようにフットワーク練習を延々と1時間繰り返したり

多球練習で3分1セットを1時間から1時間半くらいやったり

「運動の負荷が高くて時間が長い」練習というのが結構どこの強豪校でもあると思います。

今考えてみたら、そもそもの目的が「体の楽な使い方を探す」ためだったのではないかと思いました。

正直、とんでもない体力モンスターでない限り、延々とフットワークをやり続けたり多球練習を続けるのは無理があります。


でも、やらなきゃいけない。


そうしたときに「さぼりながら、さぼらないようにやっているように見せる」方法というのが必要になってくるわけですよね。(本当にさぼっていたら怒られるので) 


要するに布袋先生も強豪校も「体の動かし方の楽を探す作業」をやっているんです。

それが公立校だと時間がない、環境がないから勉強して最初から楽な方法を探す

強豪校だと時間がある、環境があるから厳しい練習をして自分自身で探していく

となります。


自分自身、高校生の時に良く言われていたのが「きつくなってからが本当の練習」です。

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体が元気なうちはどうしてもいろんな箇所に力が入ってしまう。

例えばフットワークをやっていれば、足に力を入れて動こうとするし

ドライブ連打をやっていれば、腕や肩に力が入ってしまいます。

けれどきつくなって来たらドンドン力が入らなくなる、良く言えば「力が抜けてくる」

でも本当に抜きっぱなしだったら先生に怒られる。けど力が入らない。

となると、力は抜けてるけど良い動き・良いボールが打てる方法を探すしかなくなります。


この状態が効率よく体が動かせている状態になるので、布袋先生はその状態を目指しています。


強豪校は・・・たぶんそういうことは考えてないけど、その状態が良いだろうと誰でも思いますよね。 



方法は違えども、同じことをやろうとしてたんだなーと今になって思いました。


なので、体の効率の良い動かし方やスイング方法を習得しようとしたら

①まず効率の良い動かし方やスイングとは何ぞやか知る→練習で検証

②体の力が抜けきるまで練習しまくって体に記憶させる

この2択しかありません。


じゃあ、現状②が出来る人というのは環境的に恵まれている環境にいる人しか無理ですよね。

①は?

最初から勉強するのも難しい、何が正解か分からない。正直言って自分もそうです。

強豪校で卓球をやらせてもらって、なんとなく体が記憶している状態なだけです。 


しかし、今回布袋先生とDVDを撮ることが出来、

①の部分についてかなりスッキリまとめることが出来ました。

DVDのストックが2個あるので

販売まではかなり時間がかかると思いますが、ぜひご覧いただきたいDVDですね。