おはようございます!

各私立強豪校には伝統的なプレースタイルがあると思います。

青森山田であればフットワーク+フォアハンド

野田学園であれば両ハンド強打

東山であれば速攻+フォアハンド

時代によって変わってきているものもありますが、指導者が変わらない限り

学校によって受け継がれる基本的なプレースタイルがあると思います。

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じゃあ明豊の伝統的なプレースタイルは?自分が考えるに3つあると思います。


①ミスしない

②ブロックが堅い

③両ハンドのバランス




それは総監督の藤本先生の考え

「自分で点を取りに行くのが3割、相手の失点で点をもらうのが3割、よく分からん得点が3割」

「明豊の卓球は自分で点を取りに行く以外の得点を増やす」

が練習や試合で意識づけられている証拠やと思います。


そして、中学生は全国ベスト4の常連であるにも関わらず高校になるとやや成績が安定しない理由が卒業生としてここにあるのかなとも感じます。(もちろん、高校になれば他の学校にも選手が集まって選手層が厚くなるということもあると思います。あとは一回シードから落ちたらオール抽選とか、抽選の引きが8年間のうち6回が山田、1回が野田、1回が名電といった運の要素も)


守りが堅く、自分から危険を冒して点を取らないから格下と思われる選手には負けない卓球が明豊の卓球。高校生以上になるとラリーの強さが基本ベースにあり、そこからどうプレーヤーが肉付けしていくかということになると思いますが、自分を含め、明豊のプレーヤーは全国的に「ボールが弱い」=「ボールの質が低い」という傾向にあるのかなと思います。

それは打点の高さ、回転量、ボールのスピードと「得点に直結」する部分です。中学生まではミスしない、ブロックの堅さで「失点を防ぐ」という段階でも勝てていたのが高校生からはそうはいかないということですね。失点を防ぎながら得点をしていく。この部分が明豊はやや弱い気がします。

明豊で全国的に結果を出した選手はラリーの強さ+ボールの強さがありました。

甲斐選手(明治大学。インターハイダブルス2年連続3位、シングルベスト8、全日本学生8など)

江藤選手(専修大学。インターハイダブルス2年連続3位、シングル3位など)

松原選手(青森大学。インターハイダブルス3位、東京選手権ダブルス優勝など)



こんな偉そうなことを言っていますが後輩たちが作ってくれた伝統のおかげでスムーズに仕事することも出来ますし、毎年母校の結果を気にしています。 


来年は大分全中ということで大分国体に続き、明豊中高が出来て15年の1つの区切りになります。

インターハイ出場14回

うちベスト8:7回

選抜ベスト4:1回

全中優勝:1回

是非応援に行きたいですね!藤本先生、松本先生、後輩のみなさん、練習参加させていただきありがとうございました。