先日、茨城はねさん(龍ヶ崎市卓球連盟)に招待いただき、

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チャリティー大会に参加してきました。

どういうものかというと

参加者がくじ引きで混合ダブルスのペアを決定

5~6ペアで予選リーグ

順位トーナメント


ワタクシのペアの方は

年のころ、60代前後

自称「卓球を始めて2年の初級者レディース」


結果としては予選リーグを1位抜けし、1位&2位トーナメントでベスト8でした。

まあ、チャリティーなんで和やかな空気で基本は進行していくのですが

順位トーナメントになるとそれなりにガチになります。


で、そこまで来ると

「自分一人で点を取らなきゃいけない」のはもちろんなので

まず回転系の技がそこまで使えない&制限されます。

どういうことかというと、横回転系サーブや流しの横回転が入ったレシーブをすると

初級者の方が受けたことのない回転で返球されるので、卓球台の真ん中に返そうとしても

回転の影響ではるか彼方へ吹き飛ばしてしまいます。汗 

すこし相手の方が上手であれば

「浮かせてもいいから卓球台に入れとこ」

これがダブルスだと交互に打つので成り立つんですよね。


点を取りに行くとしたら

ボールのスピードを追求した技術を選択することになります。

台上であればフリック

台の外であれば、スピードドライブ&カウンター


ハイリスクハイリターンの技術しか使うことができない。

そもそもワタクシそんなにボールの質が高くなく、相手をいろいろと揺さぶって

チャンスボールを演出して決めに行くタイプなので

ローリスク、もしくはノーリスクハイリターンの状況を頑張って作ろうとしてるわけですが

僕が打つ前の打球はレディースの方が打つので、まあまあキツイボールが返球されることが多くなります。


相手が態勢十分で打ってきたドライブをカウンターとか狙いにいくしかないわけですから

ハイリスクミドルリターンみたいな試合になります。

もちろん勝てませんよね。笑 


ここで考えてほしいのは、結構そういう試合をしてる人が多くありませんか?ということです。

チャンスメイク、自分の力量を踏まえたうえで

これくらいのボールであれば決定球を打てるというボールを演出しているのか?

トッププレーヤーはチャンスメイクも上手いし、そもそも決定球を打てるボールも多いです。

自分たちからしたら、こんなの打てねーよ。という球も

トッププレーヤーからしたらチャンスボールのことが多いわけです。


そうやって考えるとチャンスボールというのは技量によって人それぞれなので

単純に高い球が浮いたから「チャンスボール」というのもおかしい話なんですよね。


今回も

卓球台の真ん中に3mくらい浮いたボールがレディース選手の方に演出されましたが

ダブルスだし、動けないし、そんな球打ったこともないだろうしで

もちろんミスしていました。


このブログを読んでいる方からしたら、それはチャンスボール。と思っていても

レベルが違えばそれはチャンスボールでなくなります。


なんなら初級者にとってチャンスボールというのは存在しないんじゃないかと思います。

決定球を正確に入れる、早い球を打つ。

こういった感覚がまだ磨かれていなければチャンスボールというのは存在しませんよね。


非常に勉強になった試合でした。


この記事が何かの参考になれば幸いです。