オーストリアオープン決勝 松平健太対カルデラノ

 

カルデラノは非常に両ハンドのバランスが良く、特にバックハンドは前~後陣

どこからでも打てる高い能力のプレーヤーです。


確かまだ卓球を始めて6年?とかそれくらしか経ってないはずです。

日本選手との対戦は水谷選手が直近でリオと蘇州の世界選手権で対戦しています。

どちらの試合もかなり接戦なのでカルデラノは水谷選手が結構得意なのかもしれません。

大きい台から下がったプレーはカルデラノのパワープレーが生きる領域かもしれません。


逆に今回の松平選手との対戦はそこまで一撃の「やっば」というバックハンドはありませんでした。

やはり松平選手は前陣での高速ラリーが主なラリー展開なので大きい展開でバックハンドを振る時間が

おそらくなかったのかなと推測します。


今回、おっと思ったのが

松平選手が3-2リードの8-10の場面。

形としては巻き込みサーブを使っているのですが、カルデラノの動きに注目してください。

2本ともフォアに寄って→バック前チキータをしています。

これは松平選手のカルデラノに強烈なチキータの効果を少しでも和らげて返球を甘くさせ

何とか自分が攻め込める展開を作ろうという意思を感じますね。

巻き込みの逆横系のサーブはバックサイドにボールが集まりやすいですし

松平選手は上回転からラリーを始めるほうが得意なタイプなので

この場面でそのような戦術を使ってみたのかなと思います。

トップクラスではお互いに技術力も相当あるので、簡単にレシーブミスさせるのは難しいですが

相手を「迷わせて」返球の力を弱らすためにいろんな工夫をしています。


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