ベテランや卓球愛好者に大きな希望を与えたもう一人のリオ五輪ベスト4、サムソノフ。




正直、世界のトップクラスの中では見た目だけだとあんまり強そうに見えないですよね?(笑)


WRM店長も「なんでサムソノフが強いか、全然分からないからXia君考えてくれない?」と。


「フォアのサーブはまあ凄そうだけど、バックサーブはポンて出してるだけに見えるしブロックが主体だし。」

「世界のトップだったら打ち抜けそうな気がするんだけどねー」


とゆーわけでサムソノフの動画をちょこちょこ見ましたが、1つ気付いたことがあります。




サムソノフの強さの秘密
●球がエンドラインギリギリの深いボールが多い

球が深いことがなぜサムソノフの強さの秘密につながるかと言うと、


球が深いと

・前で強打が難しい

・少し下がらないとうまく打つことが出来ない(自然とプレー領域が下がり気味になってしまう)

・左右前後と動く幅が広がり、負担が大きくなる


そうするとサムソノフの良い部分である鉄壁ブロックが活きてくるのと


軽くつないだら、サムソノフは最低限しっかり動けるし攻撃も出来るので


こういった目に見えない部分がサムソノフの強さにつながっていると思います。


大体、サムソノフの対戦相手は少し下がり気味でめっちゃ動くことが多いです。この時の張継科のかなり動いています。



この深さ、かなり厄介な要因でして練習法がそんなにないんですよね。


だけどもトップ選手のボールは基本的に深いです。


初中級者の方でも「あれ~なんでネットミスしちゃうの~?角度がかぶってたのかな~?」とミスの原因をラケットに追求する方がほとんどですが、「球が深くて詰まってる、ラケットがかぶる」ということが起きていることがあります。


動画を見るのが好きな方はトップ選手の「球の深さ」というのをちょっと見てみてください。