先日、参加した第1回静岡葵駿河オープンの決勝で静岡学園高校Aと対戦する機会がありました。

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僕は2番で東京選手権で怪物・張本君にストレート勝ちした選手と対戦したんですが…久々にバック詰められて踏ん張ったんですがセットオール7で負けてしまいました。


隣の愛工大名電→中央大学→三菱重工名古屋の大久保君(全日本学生シングル8、現全東海チャンピオン)も「下川さんがバック潰されてるとこ見ると可哀想で見てられないっす!(笑)」と言われるくらいにバックを詰められました。汗


まあ、ペンホルダーとしては「あるある」な負け方だし、めちゃくちゃ多い相談になるので、今日は自分の敗戦から「なんでバック詰められるのか?」ってのを分析したいと思います。


で、早速なんでバックを詰められるかと言うとですね…ショートしか出来ないとか、バックドライブが出来ないというのは表面的な理由でしかないなぁと感じました。


僕が今回バックを詰められる理由として感じたのは

・先に攻められる

・質の良い球を先に打ててない

・先手が取れない

今回具体的な例で言うと…


レシーブストップしたのが台から出てしっかりかけられる

相手がストップしたのを先にフリックしても、次にショートして攻め手を休んでしまう

ブロックが甘い

こういったことが全部重なって→相手にどんどんバックを詰められる形となりました。



これがレシーブストップがしっかり止まる。相手が打ちあぐむ。


フリックして相手が少しドライブで起こしてきたものを動いてフォアで打てる


ブロックでもっと早い打点でブロックできる、またはプッシュ気味に押せる


などなど…こうやって相手の攻め手を質の良い球で抑えることが出来れば…フォアドライブを打つことが出来、


大きいラリーに持ち込むことが出来ます。


大久保君にも「下川さん、大きいラリーまで持っていければ何とか。フォアの威力とか伸びはこっちだいぶ有利っすよ」 

「大久保、それが現状のスキルでは全く策が無くて困ってる。(笑)」

「確かに。頑張って。(笑)」


とゆーわけで、今回感じたのは先に少しでも質の良い球(相手が打ちあぐむ、大事に入れてくる)を打つことが大事やなと感じました。


そのためにはテクニックだったりフィジカルだったり(ペンはフォアで質の良い球を打ちやすい戦型ですから…)と


鍛えねばならないと…汗


ペンがまずやらなければいけないことは「まず人より多い練習量を確保し、相手が打ちあぐむ質の高い球をどれだけ先に打ってフォアハンドにつなげるか」ってとこですかね。汗