先日の全国大会で


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後輩の日本リーガーとダブルスを組ませてもらい…


「下川さん、ダブルス組みやすいし上手いっすね!」


この「組みやすい」と「上手い」ってのは結構別物になるんだけど…


まず、「組みやすい」ってのはパートナーの戦力を十分に知ったうえで

どういうボールが返球されたらやりやすいか、それが実行できるか。


今回組ませてもらった後輩は大ざっぱに分析すると

・ボールタッチ(台上やブロック)が上手くて堅い

・あまり動けない 

・バックの方が上手い


なので、今回意識したことは

・厳しいレシーブよりもバックに軽く打たれるくらいがちょうどいい

・フォアサイドに返球されるような配球を避ける

この2点です。


これだけやっておけば、パートナーの実力は僕よりも高いので

実力をしっかり発揮してくれて、なおかつ自分にチャンスメイクしてくれるだろうと思っていました。
(ちゃんと作戦とかしゃべってないけど、普通に実行できた。笑)
(何もお互い言わなくても大体お互いのことを知っているからだと思われる。) 




で、ダブルスが「上手い」人ってのは、ダブルスの勝敗のキーポイントの部分が


上手い人のことですね。



自分が考えるダブルスの勝敗のキーポイントになる部分は


・サーブレシーブ(特にレシーブ)

・3球目


特にこの2ポイントですね。


サーブは半面にしか出せないので、


相手に思い通りにさせないサーブ技術、もしくは返球されるレシーブが予測できるサーブ


そして


相手に先に攻めさせないレシーブ技術、得点にいけるレシーブ技術


そのなかで


先に攻める3球目のスキル、相手を崩す3球目のスキル



この試合序盤の入り方が上手い人は基本的にダブルス巧者ですね。


有利な展開で入るラリーと不利な展開で入るラリーでは全然得点が違ってきますし


そもそも2人で動いているので上手くラリーすることは難しいです。



岸川選手なんかは良い例かと思います。


正直あまり動けないけど、台上のボールタッチが非常に柔らかいので


相手に強打させないでラリーに入るのが上手です。



ダブルスで相手のレシーブを3球目という のは、ぶっちゃけ結構シビアなので


ダブルスが上手くなりたい、上手くさせたい人には


まずレシーブから取り組んでみてはいかがでしょうか?