まずは動画を紹介します!


愛知で行われた全日本学生選手権のダブルス決勝!


森田・徳増(専修大学)対村守・横山(青森大学)


この中でダブルスが上手いイメージがあるのって誰ですか?


誰が上手いかなー、誰が苦手そうかなーって考えながら見てください!








どうでしたか?


まあ、みんな上手いんですけど、一人あんまりダブルスが得意そうじゃない人がいます。


ヒントはこの中でシングルは多分、一番強い人です。



自分的にですが、森田、徳増、村守選手はかなりダブルスが上手いです。


シングルよりもダブルに力を発揮するタイプだと思います。


逆に横山選手はシングルに力を発揮するタイプに思えます。



森田、徳増、村守のスタイル的な特徴をあげると


台上の上手さ、先手を取る早さがあります。あまりラリーをするタイプではないですね。


横山選手はボールの威力、ラリーの強さ、安定感が挙げられます。


まあ、速攻タイプかラリータイプかってとこですね。


では何故速攻タイプはダブルスが上手いのかというところなんですが、


優先順位がちょっと分かりませんが、


サーブがフォア側にしか出されない


そのため、厳しいレシーブが来やすい中で先手を取る上手さ


1回打ったら休みのため、ラリータイプじゃなくても十分な体勢を保ちやすい


自分が打ち続けるわけじゃないので、パートナーにどれだけ打ちやすいor易しいボールを返せるか





ここらへんが速攻タイプが得意分野なので、ダブルスが上手いとされている選手が多い要因ではないかと思います。


動画を見返してもらうとわかると思いますが、ラリーの入り方が専修が打ってから、前進回転に変えてからのラリーが非常に多いと思います。


そうすると選択肢が長いロングボールだけになり、パートナーが準備しやすいです。


これが下回転を送ってしまうと、打たれるのかツッツかれるのか、長さはどうなんだと選択肢が多すぎて


パートナーが待ちづらいわけですよ。


なので、この「少し押し込んで」から始まるラリーってのが非常にダブルスでは重要になってくるんですよね。


ダブルスのときに意識してみてくださいー